NPO法人キリンこども応援団は
こども食堂、フリースクールを通して
こども達が自分の未来に踏み出せる居場所を作っています。

いったい、居場所とは何のか？
それは、子供たちのありのままを認め、受け入れる場所です。
「甘やかす」のではなく、受け入れる。

受け入れてもらえることを分かったとき、こども達は初めて心を開くことができます。
心を開けるからこそ、愛情が伝わり、体験活動は次の一歩を踏み出す自信になります。

2018年7月から子ども食堂を運営し、多くのこども達と接してきました。
決して、その子供達みんなが居場所がないというわけではありません。
家庭や学校があり、そして第三の居場所がある。
でも、家では言えないこと、学校では見せられない顔があります。

安心できる場所で、信用できる大人と、ゆっくり話せる・遊べる・学べる。
そんな居場所は、あればあるほどいいですから。

中には、学校に居場所を見つけられない子もいます。
学校が大好きな子、学校には合わない子。
いろんな子供があっていいし、学校だけが居場所ではありません。
将来まで見据えて、しっかり背中に手を当てながら、一緒に進んでいきます。

2020年からは、フードパントリー（食材配布）も開始しました。
コロナ禍で、苦しい子育て世帯も多い状況の中、地域のお店や企業からの支援を繋ぐ役目も果たしていきたいと思います。

全てのこども達に、キリンこども応援団はエールを送っていきます。

特定非営利活動法人キリンこども応援団
代表理事　水取博隆